他力本願

今朝、駅のホームでおばちゃんが「まー、どなっとるだん」だの「わからーせん」「どこおるだ」だのブツブツ言いながらウロウロしてるんですよ。
んで、内心、うるせーなーと思いながら待ち合わせにでも失敗しなのかなと、ほかっといたんですよ。
ほしたら、今度は駅のアナウンスで「ドア閉めますよ」と言うので何気なく見渡したら、おじさんが停車中の電車から半身を出してるじゃないですか。
あ、っと、ピンときましたね。2人をつなぐ線が見えましたね。あっ、これだと。
ただ、私とおばちゃんとおじさんの立ち位置がそれぞれ離れてたので知らせる間もなく、おじさんは身を引っ込めてその電車は行っちゃいました。
電車の窓から、せつなそうにホームのおばちゃんを見つめながら遠ざかるおじさん。つーか、そこは降りろよ、おやじ。


まぁ、私も気が付いたもんですから、おばちゃんに持ってる情報を伝えて、携帯を貸してなんとか連絡がとれてめでたしめでたしとなるんですが、ここで言いたいのはですね、声をあげることで思わぬ動きがあるもんだなと。
おばちゃんが声を出したことで、私が気が付き、おじさんが先に行ったことを伝えたので、次の電車に乗って目的地に向かうことができました。
そうでなければ、もしかしたら解決までもっと時間がかかってしまったかもしれません。予約していた何かに間に合わなかったかもしれません。


よし、これからも、周りの力をガンガンお借りしていこうと思った次第です。
あ、あと携帯を貸したお礼として100円もらいました。やった、もうけた。